あるきろく20210919
2021年9月19日 あるきろく 都道をあるく(第27回)
朝晩はだいぶ乾いた、涼しい風が吹き抜けるようになりました。
前日は台風の影響で、風は弱いものの、ものすごい量の雨が降りつけました。
でも、今日は台風一過、良い天気。
ということで、埼玉県道・東京都道40号さいたま東村山線をあるきます。
スタート地点は、さいたま市の県庁前交差点です。
そこまで、JR武蔵浦和駅から住宅街を抜け、中山道(国道17号線)に出て、歩いて向かいました。
県庁前交差点が近くなり、頭上の標識で県道40号線の方向が示されています。
1枚目は、ここまであるいてきた方向そのままに撮影しました。正面が埼玉県庁でしょうか。
2枚目は、これからあるいていく県道40号方面です。
3枚目、4枚目は、起点ポストなどないか?と道路端を眺めて、見つけたものです。
石標は、この先もそこそこの数を見つけました。
道路台帳基準点は見つけにくい色でもありますが、この先数か所で見ることができました。
では、東村山に向かってスタートします。
フェンスの向こうは、国立埼玉大学教育学部附属中学校です。
さて、あるきろくでは、基本的に進行方向左側、つまり車と同じ側をあるいていきますが、このヘキサは進行方向右側のものなので「第1号」と表現するのはちょいと違うと思っております。
緩やかに坂を下ると、右手に噴水のある沼(池)の周りに緑多き公園が。
そして写真には写っていませんが、ものすごい数のランナー、ウォーカーが日曜日の朝を楽しんでいました。
埼京線と東北・上越・北陸新幹線の線路をくぐり、西へと進みます。
それにしても、見慣れないほどに高さのある高架橋です。
貨物線としての武蔵野線が東北本線とつながるための線路ですね。
デルタ線の別の「辺」が目の前にあります。
その手前に、進行方向にあるものとしては第1号となるヘキサ出現です。
これまで所沢市内でいくつか見つけた黄色い距離ポストが、頭だけ出していました。
数字も文字も、何も読み取れませんでした。
その傍らには、スタート地点にもあった石標が、こちらも3分の2くらいが埋まった状態で鎮座。
2本目のヘキサです。以降、進行方向の本数だけで数えます。
よくよく見ると、ポールに小さいステッカーで「⇦新座方面」って書いてあります。
ここは、さいたま市桜区田島。
首都高を大きな交差点でくぐると、すぐその先に第3号登場です。
ここも、さいたま市桜区田島。
「県道」…。
なぜに「40」でないのか?
今日のヘキサは背が高い。
ここも、さいたま市桜区田島。
荒川を渡る秋ヶ瀬橋へのアプローチ部分です。
緩やかな上り坂だからか、向こうに見える空と雲との塩梅が海原にも見え、何か幻想的に感じています。
ここは、さいたま市桜区西堀。
荒川の上で、さいたま市から志木市に入ります。
橋の向こうには、東武東上線沿いに広がる市街地が見えます。
多摩川近くに住む人間としては、十分に多摩川も大きな河川であると思っていましたが、この荒川はすごいや。
もうどれだけの時間、この秋ヶ瀬橋をあるいているのやら。
さいたま市側とは違って、志木市側の秋ヶ瀬橋へのアプローチはカーブした急坂でした。
地表に下り、交差点を一つ越えると、このヘキサが出現しました。
ここは、志木市下宗岡。
ナンバリングは「01-13-08」ですね。
スタート地点のナンバリングは「01-13-01」でしたので、ここまでにそれだけの数が存在したということなのでしょうが、あいにく気付きませんでした。
「01」「13」は何を意味する数字だろう?
埼玉県はヘキサが充実していますね。
ここで7本目です。
ここは、志木市中宗岡。
およそ1ヶ月ぶりの中宗岡1丁目交差点です。
頭上の標識の通り、ここで県道36号線と合流します。
ここから先、東武東上線を越えるところまでは重用区間として進みます。
新河岸川を渡るいろは「はし」です。
「ばし」とは濁らないようです。
向こうに見えるのは、改築中の志木市役所です。
今度は柳瀬川を栄橋で渡ります。
前回、県道36号線をあるいたときにも、この町並みには気付いておりましたが、ゴールも近付き、早くゴールにたどり着きたい、という気持ちが先に立ち、写真は撮らずにスルーしていました。
史跡を見てまず驚いたのは、この通りの中央に野火止用水が流れていた、ということ。
浦和より川越の方が遠いということ。それにしても、この石標すごいですね。
前回も記した通り、すぐにクランクします。
改めて記しますが、重用区間をあるいておりますので、地図上は「36」を進んでおります。
ナンバリングが「12-1036-14」とあります。
「36」は県道36号線のことだよなぁ…と思うところですが、読み解けません。
30分ぶりのヘキサです。
「36」なので、数に入れないようにします。
志木駅東側の陸橋を渡ります。
駅のホームに電車が止まっているのがちらりと見えたので、下を通るのを待っての撮影です。
しばらくの間、県道36号線との重用区間でしたが、ここで別れます。
県道40号線は右折して、志木駅の南側をかすめるように進みます。
交差点の向こう、県道36号線方面は朝霞市になるようです。
いかにも、私鉄の拠点という風情です。
駅前ロータリーには多くのバスが停まっていました。
そして、朝とは違って、だいぶ日差しが強くなってきました。
ここは、新座市東北。
志木駅前ですが…。
志木陸橋(南)交差点で右折してから、およそ500m、早速左折します。
ここで右から来る一方通行の道は、その先を辿ると、本町3丁目交差点に行き着きます。
県道指定の際、わざわざ曲げずに、一直線にはできなかったのでしょうか?
コンビニに立ち寄り、甘栗とお茶を買いました。
なので、進んだ距離に対し、時間がかかっています。
マンションこそありますが、駅から近い割には高い建物は少ないです。
そして、緑が多く目に入ります。
ここも、新座市東北。
ラーメン屋さんの上を走るのは、JR武蔵野線です。
今日は、武蔵野線と着かず離れずの距離感で、同じ方向に進んでいます。
目の前には野火止交差点。
本郷三丁目から池袋、川越を抜けてはるばる長野に向かう国道254号線と交差します。
池袋から川越までは、川越街道の名称で親しまれていますね。
「40」看板も2ケタに至りました。
絶賛道路拡張中ですが、車列を見ると納得です。
早く完成するといいですね。
眼下には関越自動車道。
眺める方向は東京方面ですが、このように下り線は混雑しています。
あるきまわる自分が言うのもなんですが、緊急事態宣言とはいったい何ぞや?
これまでに一番本数の多かった都道は何号線でしょう…。
あっ、ここは埼玉県道でした。
埼玉県道では、前回の36号線も多かったですが、果たして何本だっただろうか?
いま、慌てて見返したら9本でした。
あと、神奈川県道2号線も最後の方でお祭りになりましたが、果たして何本だったでしょうか?
こちらも確認したところ、6本でした。
なお、埼玉県と神奈川県では立て方が異なり、神奈川県では進行方向と正対するのではなく、進行方向とは垂直に立てているものが主流のようです。
ちなみに、都道のなかではおそらく(面倒になり確認はしていません…)18号線が最多だと思います。
ついに東京都に突入です。
清瀬市に入ります。
2枚目の写真では、県道と都道との管理者の違いが如実に見えます。
(東京都に入った途端、いちょうマークのガードレールが出現!)
3枚目は、東京都道としての起点ポストです。
真っ直ぐ進んでも、左に進んでも都道40号線です。
左は、小金井を抜けて府中に向かう新小金井街道であり、都道40号線としては支線になります。
あるきろくは本線主義です(?)ので、ここでは直進します。
東京都に入り、早くも1kmが過ぎました。
ポストを見て「???」と思った点。
これまでの距離ポストでは、「主」要地方道○号線を示すものとして、km表示の数字と号線表示の間には「主」の文字があるものと解釈しておりましたが、今回初めて「都」の文字を見ました。
何かしらの意図があるのか、それとも間違いなのか、それとも別に決まりなどないのか?
「20210311あるきろく」以来、6ヶ月ぶり3回目の郵便局前交差点です。
前2回とは違う角度からのアプローチでしたので、新たな感覚で、つい「ほほう!」と口ずさんでしまいました。
電車が通るのを数分待ち、意気込んで撮影しましたが、あらためて腕がないと思いました。
清瀬市から東村山市に入ります。
本日最後の自治体です。
ゴールはもう目の前です。
ここまで立ちポストでしたが、この5kmは埋め込みでした。
車の出入りがある場所とかぶっていたので、そうしたのだと勝手に解釈しています。
先ほど野火止付近では高架をくぐりましたが、ここでは掘割りを跨ぎます。
武蔵野線は、この辺りから南方面に向けて、掘割りとトンネルが連続していきます。
そろそろ終わりが近いな、と撮影した6kmポスト。
5kmポストもそうでしたが、見慣れた「主」での表示です。
目の前の歩道橋の下は、秋津町三丁目交差点です。
都道4号線を新宿三丁目から所沢に向けてあるいた際に、ここを通りました。
標識を見ると、ここが都道40号線の終点になるのか…?
そこそこ交差点に近い位置にはありましたが、あたまに「終点」の文字はなく、また距離表示も100m単位でした。
秋津町三丁目交差点、歩道橋の下に着きました。
あたりの地面を見回しますが、終点を示す距離ポストは見当たりません。
道路の向こうに立つ、街道表示看板を見ると、「4 所沢街道」が両矢印になっているのに対し、「40 志木街道」は片矢印なので、ここなのかなぁ?とも思うのですが。
ただ、これまでにもありましたが、東京都通称道路名と都道の始点終点は同じではないので、あまり参考にはなりません。
ちなみに、東京都通称道路名の志木街道は、起点がここ秋津町三丁目となっています。
歩道橋を渡っているときに、この距離ポストが見えて、萌えました。
「終点」の文字を期待しながら、車の気配に気を付けながら見てみると23.6km…これは新宿からの距離=都道4号線のものだ!と肩が落ちてしまいました。
終点が明確でない場合には、考えられる回答のすべてをつぶすべきである、ことを、これまでの26回の「都道をあるく」の中で学んできました。
今回の、秋津町三丁目交差点以外に考えられる回答とは、都道16号線および17号線が都道4号線と合流(分岐)する、久米川町交差点となります。
山崎製パンの大きな工場に沿って、久米川町交差点に向かいます。
考えられるもう一つの回答、久米川町交差点に到着しました。
1枚目、2枚目ともに同じ街道標識を写していますが、少し角度を変えて、1枚目は所沢方面の道路を正面に、2枚目は秋津町三丁目方面を向いての撮影です。
ここは「あるきろく20200315(都道4号線)」で初出、「あるきろく20201231①(都道16号線」で2回目、「あるきろく20201231②(都道17号線)」で3回目、そして今回で4回目とすでにおなじみの交差点でございます。
終点が明確ではない今回を、「4回目」として良いのか悩むところですが、訪問したのが4回目であることには変わりありませんので、それはそれでご容赦賜りたく…。
さてさて、ということで、本日のあるきろくはここまで。
スマートウォッチの計測によりますと、およそ
時間:4時間10分
距離:22.3km
歩数:31,000歩
でした。
次回は都道41号稲城日野線です。
「あるきろく20200828番外編」として4kmポストを紹介しましたが、我が家に最も近い都道となります。
ちなみに、いま「あるきろく20200828番外編」をチラ見したところ、何と!今回10:31に出会った1kmポストと同じく「4 都 41」となっていました。
先ほどの記載では、初めて見たように書きましたが、ウソでした。ごめんなさい。
さてさて、都道41号線はすべての区間を知っていて、新たな発見もないと思いますが、本当の地元あるきということで、楽しみたいと思っています。