あるきろく20210530
2021年5月30日 あるきろく 都道をあるく(第21回)
初夏です。
前回から2月半空いてしまいました。
今回は、東京都道・埼玉県道28号青梅飯能線をあるきます。
あるきろく20190505で、飯能から青梅を通って五日市まであるきましたが、その時にあるいた道の多くを今回あるくことになります。
青梅街道である国道411号線と旧青梅街道とが合流する交差点がスタートです。
地図では「青梅市民会館前」という交差点名称ですが、新しい建物が建つのに合わせて交差点名称も変更したようです。
なお2枚目の写真は、国道411号線の南方を眺めたものですが、向こうに小さく見える交差点は、都道5号線の終点です。あるきろく20200321で訪れています。
JR青梅線の青梅駅です。
青梅線は、その昔明治27年に開通した青梅鉄道を起源とします。
この駅舎は大正13年に、青梅鉄道本社として建てられたものということで、もうすぐ100年になろうかという歴史的建造物です。
都道31号線である秋川街道との分岐点です。
次回は都道29号、都道30号は欠番ということで、都道31号は次の次にあるきます。
0.7kmにして初めての距離ポストです。
これを見ると、正しい道を歩いていることを確認でき、安心します。
都道29号立川青梅線、奥多摩街道との分岐点です。
東京都通称道路名における奥多摩街道は、ここ勝沼交差点を起点とし、立川市の日野橋交差点へ向かいます。
一方、道路法による主要地方道東京都道29号線は、日野橋交差点を起点とし、ここ勝沼交差点を終点とする、とのこと。
次回あるくわけですが、どっちからあるくべきか…?
旧青梅街道は直進しますが、都道28号線はここで左折し、成木街道を名乗ります。
成木街道に入って初めての距離ポストは2.4kmでした。
鳥のさえずりは絶え間なく響き、眼前には山。
気持ちよくあるいております。
ひと山越えて下っていくと、成木街道はここ黒沢二丁目交差点で、左右に走る小曽木街道と交差します。
しかし、主要地方道としては、東京都道・埼玉県道28号青梅飯能線と東京都道・埼玉県道53号青梅秩父線とが、「X」字に接することになります。
この交差点には、都道53号線の2.5kmポストと都道28号線の4.1kmポストの両方がありました。
新緑まぶしい山里ですが、ここは東京都です。
右折するといくつか旅館があるようです。
日帰り施設はあるのかなぁ…。
成木川を渡ると、埼玉県となります。
東京都内の距離が如何ほどか、と距離ポストを探そうと思っていましたが、探すも何も都県境にありました。9.0kmでした。
埼玉県に入り10分ほど歩くと、今回初めてのヘキサ標識に出会いました。
埼玉県は距離ポストの設置は少ないですが、ヘキサはそこそこの本数を見かけます。
わずか10分後に2本目のヘキサです。
これはお祭りの予感…?
先ほどのヘキサを過ぎたあたりで、爆音を轟かせながら跳ね馬が走っていきました。
前に数台の車が連なっていたので、全然スピードは出ていないのですが。
さて、とてもきれいな道路が緩く曲がりながら前へ向かっていくのに対し、県道28号は信号もなく不自然に右に分岐します。
2枚目の写真の通り、右折したのち振り返ると、もともとはこちら側に来る道路のみがあって、先ほどのきれいな道路ができたときに主従関係が変わったんだな、と分かりました。
市の中心部をしばらくあるくと、頭上の標識には「28」の数字が消えました。
直進すると県道185号、左右は国道299号、ということでこの交差点が終点です。
右折し国道299号線に入ると、すぐそこに西武鉄道の秩父駅があります。
ということで、東京都道・埼玉県道28号青梅飯能線のあるきろくはここまで。
スマートウォッチの計測では、
時間:2時間32分
歩数:およそ2万歩
距離:約14.5km
でした。
さて次回は、都道29号立川青梅線をあるきます。
勝沼交差点のところでも書きましたが、どちらからあるこうか考えます。
日野橋から?勝沼交差点から?