あるきろく20210822
2021年8月22日 あるきろく 都道をあるく(第26回)
夏の日差しが戻ってきました。
昨日、一昨日と、頭痛はひどいし、食欲はないし、熱中症でしょうか?
でも今朝起きたら、日は陰っているし、お腹もしっかり空いているし、これは行けるぞ!ということで、東京都道・埼玉県道36号保谷志木線に挑戦です。
西東京市立保谷小学校そばの交差点が起点です。
毎回毎回あるかどうか不安になりますが、今回はしっかりと起点ポストがありました。
埼玉県志木市に向けて、スタートです。
都道であること、地方主要道であることをしっかりと表現してくれる歩道橋を越えると、左手に目にも鮮やかな門が建っていました。
真言宗如意輪寺、とのことで、お寺の歴史は相当古いようですが、火災に遭った際に古文書なども消失してしまい、明確な歴史は不明のようです。
文化財がそこそこありますね。
今昔マップなどでこの辺りを見てみると、都道36号線の重なる部分は一部のようですが、ここで横切る地蔵通りは古くからあり、集落もあったようです。
保谷駅とひばりが丘駅の間にある踏切です。
ひばりが丘駅で退避する電車があるため、近接した時間で電車が通ります。
したがって、この時も3分くらい遮断機が上がるまで待たされました。
都道25号線をあるいた「あるきろく20210313」以来の、名もない交差点です。
あの時は、雨の中をあるき続け、この交差点を10:53に通過しています。
ここから東京都道・埼玉県道25号線の終点である栗原交差点までは、重用区間として一緒に進みます。
5ヶ月ぶりの都県境です。
天気も気温も全く違うあるきろくです。
そうそう、ここには不思議な2連続距離ポストがありました。
改めてじっくりと観察します。
あ…、そういうことか!
ちなみに、5カ月前にはこんな風に記載していました。
今回分かったこと。
・21kmポストは、都道25号線のもの
・もう一つは21.3kmではなく「2.13km」であって、都道36号線のもの
文字の大きさを見れば、3月の時も気付いて良かったはずなのですが、この時はここが重用区間であることも知らないし、また「21」という数字に引っ張られて勘違いをしてしまいました。
ひとまず、解決です。
この交差点は、これで3度目の訪問です。
1回目は、東京都道・埼玉県道24号練馬所沢線で。
2回目は、東京都道・埼玉県道25号飯田橋石神井新座線で。
そして今回3回目。
都道をあるいていたつもりでしたが、埼玉県のポイントにこんなに訪れることになるとは想像していませんでした。
埼玉県に入り早速、ヘキサとご対面。
ここは、新座市野寺。
東京都では、あまりヘキサがない代わりに、距離ポストをしっかり設けています。
一方で埼玉県は、距離ポストがない代わりに、ヘキサがしっかりと立っています。
ここは、新座市道場。
正面の円筒は、関越自動車道です。
新座料金所の辺りです。
ここも、新座市道場。
東京都道・埼玉県道24号練馬所沢線でも渡りましたが、黒目川を渡ります。
この橋の名前は、大橋ということです。
1km未満の間隔で、ヘキサが立っています。
ここは、新座市馬場。
黒目川を越えてから、景色が単調で、若干疲れが出てきました。
人間、そこそこ刺激がないと、気持ちが持たないものです。
ここは、新座市畑中。
丁字路に当たります。
通りの向こうは、朝霞市膝折町です。
埼玉県道36号線は、左折して緩やかな坂道を上っていきます。
先ほどの丁字路から坂を上ること4分。
再び現れた丁字路を右折します。
折角なので、電車が通るタイミングで写真を撮ろう、としばらく待っての撮影。
右手にある北朝霞駅の時刻表を見たところ、府中本町行きが11:00。
駅からの距離は明確ではないものの、1分もすれば来るかな…と待ちながら、なかなか来ず。
少しイライラしはじめたところで、ご対面。
朝霞市に入ってからは初めてのヘキサです。
電車待ちで多少時間をつぶしましたが、それでも29分振り、ということで、ちょっと距離が開きましたね。
ここは、朝霞市三原。
左折すると志木駅西口に至る道と交差します。
頭上の標識の通り、埼玉県道40号線です。
この40号線は、埼玉県内だけの県道ではなく、こちらもやはり浦和から東村山にいたる埼玉県道・東京都道40号さいたま東村山線です。
これから進む36号としばらく重用区間として、浦和方面からここに至ります。
そして、都道は37号、38号、39号と欠番が続くため、実は次のあるきろくで、早速この交差点を通過することになります。
歩行者は左奥の階段を使いなさい、ということです。
結果的に、だいぶ首を上に向けないといけない位置に、ヘキサを見上げることになりました。
そして、向こうに小さく東京メトロの車両が写っていますが、この跨線橋で東武東上線を越えていきます。
跨線橋は志木駅の東側を跨いでいきます。
ここで、あるいてきた方向を眺め、思い出したこと…。
15年くらい前の話です。
当時、板橋区に住んでいました。
東武東上線の成増駅の近くです。
1月2日に新年会をし、池袋から東武東上線に乗りました。
成増止まりの電車に乗ればよいものを、志木行きの電車に乗り、案の定志木まで来てしまいました。
折返しの電車はすでになく、財布の中身の空っぽ。
そして1月2日の深夜には、ATMが動いていない。
すると答えは一つ、あるいて帰るしかありません。
今日、この跨線橋の上から眺めた景色、あの時に半泣きしながら見た景色でした。
あの時は真っ暗だったけど。
確か、2時間くらいかかったんですよね。
おまけに、トイレに行きたくて仕方なかったのに、通る道にはコンビニがなくて、本当にしんどかった!
そうそう、志木駅自体は新座市にあるんですよね。
駅の北側(東口)のロータリーの辺りから、志木市になるんですよね。
ということで、埼玉県道36号線も、跨線橋を下り、交差点を一つ越えてから、志木市に入りました。
志木市に入った辺りで、右手に慶応志木高校を見つつ、緩やかに下っていきます。
底をついてから再び緩やかに上り始めたところで、ヘキサ第8号でした。
ここは、志木市本町。
ここでも丁字路の交差点に当たりました。
昭和新道交差点と言います。
ここを左折して、100mあるかないかの距離の本町3丁目交差点で、次は右折です。
この道は、県道がいくつも重用する(36、40、266、ほかにもあるかな?)区間です。
柳瀬川を栄橋で越えていきます。
頭上には「桜堤」と表示がありますが、川沿いには桜の木は見当たりませんでした。
新河岸川をいろは橋で渡ります。
この2本の川が合流する地点に、志木市役所があります(新築工事をしていました)。
ここで県道40号線とはお別れです。
次回あるきろくは、この道を向こうの方からあるいてくることになります。
県道36号線は、ここで左折して、最終区間に入ります。
志木駅を越えてから、結構遠いです。
なかなか着かないな、と思っていたら本日9本目のヘキサ。
ここは、志木市下宗岡。
国道463号線と交差し、真っ直ぐ進む向こうの道路は県道113号線。
ここ上宗岡二丁目交差点が、今回のゴールとなります。
一応、ゴールの表示がないか探してみましたが、見つけることはできませんでした。
ということで、本日のあるきろくはここまで。
スマートウォッチの計測によりますと、およそ
時間:2時間40分
距離:15.1km
歩数:21,000歩
でした。
距離はさほど長くなく、あるく時間も2時間40分程度でしたが、景色が単調、あるきはじめてからの日差しが強い、で、結構しんどいあるきろくとなりました。
このあと荒川の土手まで行って、しばし景色を眺めた後、コンビニで飲み物とフェイシャルシートを購入してからTシャツを着替え、駅までの道程はバスに依存しました。
さて次回は、すでに記載の通り、埼玉県道・東京都道40号さいたま東村山線です。
県庁前交差点が起点とのこと。
浦和まで行くのが大変だなぁ…。