あるきろく20220626
2022年6月26日 あるきろく 都道をあるく(第37回)
昨日は東へ、そして今日は西へ。
連続登板となりますが、この6月、5本目のあるきろくです。
今日は、東京都道・神奈川県道51号町田厚木線をあるきます。
都道47号八王子町田線との交点である、ここ原町田三丁目交差点が今回の起点です。
都道47号八王子町田線は、あるきろく20220611ということで、まだ2週間しか経っていませんが、早や再訪です。
JR横浜線を越え、下り坂に差し掛かった先にこの標識がありました。
地図でも分かりますが、この先、丁字路に近い感じで右折していきます。
町田駅の西側がすぐ神奈川県になることはよく知られていますが、都道51号線は、ここ境橋で都県境を流れる境川を渡り、県道51号となります。
境橋の向こうとこちらとでは、街灯の支柱も仕様が異なります。
東京都は渋い茶色、神奈川県は緑色、もちろん管理ステッカーの表示方式も全くの別物。
神奈川県に入ると、そこそこ急な坂道を上ることになります。
大きな川ではありませんが、境川の流れにより作られた河岸段丘なのでしょう。
その上り坂の途中に、本日のヘキサ第1号がお出ましです。
ここは、神奈川県相模原市南区上鶴間本町。
標識には、単に「上鶴間」とありますが、平成16年2月の住居表示実施により、この辺り一面は、それまでの大字上鶴間から、上鶴間本町一丁目〜九丁目となったそうです。
坂を上り切り、土地が平坦になったところで、国道16号線と交差します。
この交差点内の構造物の一角に、国道16号線の距離表示がありました。
国道16号線は、海上区間を含めての環状国道であり、したがって起点も終点も同じ、横浜市西区の高島町交差点とのこと。こから20.9kmの位置にあるようです。
県道51号から、直接的には駅は見えていなかった(と思います)が、道路沿いには背の高いビルもあり、また周辺ビルをつなぐペデストリアンデッキが頭上を覆い、この時間は陽射しも当たらずに暗い通りでした。
小さな交差点ですが、歩道橋も設けられています。
しかし、その錆び付き方を少し寂しく思う反面、その壁面に輝くヘキサとのコントラストがなかなか趣深い、そんな歩道橋でした。
交差点ではありませんが、ここにも歩道橋があり、そしてヘキサが描かれています。
ここまで、通常ヘキサは1本、歩道橋の描画ヘキサは2つです。
そして、この地図を見て初めて気づきましたが、高校野球で有名なT大学付属S高校は小田急相模原駅が最寄駅だったのですね。
鶴ヶ丘歩道橋の写真にも微かに見えているのですが、歩道橋を過ぎてすぐにヘキサに出会うことができました。本日第2号です。
そして正面には、高く聳えるタワーマンション。小田急相模原駅はあの辺りかな?と思いながらあるき続けます。
ここは、神奈川県相模原市南区南台3丁目。
小田急相模原駅を左手にあるいていると、なんと、ここで座間市に突入しました。
相模原市といえば広大なイメージがありますが、40分弱で抜け切ってしまいました。
なお、相模原市の面積は、日本全国の市区町村別ランキングで365番目とのことです。名古屋市より若干広い面積とのことです。
碑の側面にはこのように記されていました。
「この道は、平塚から東京都府中市へ通じており、東海道と甲州道を結ぶ重要な道でした。昭和十二年の陸軍士官学校の開校にあわせて、道すじの一部が「行幸道路」として整備されました。」
太陽も十分に高くのぼり、少しずつ陰になる部分が少なくなってきました。
それとともに、暑さへの備えが必要となってきます。
そんなところでのヘキサ第3号です。
ここは、神奈川県座間市相武台1丁目。
右手には大坂台公園という大きな公園があり、その一角に、正面に見えるスカイアリーナ座間が建っています。
その脇を県道51号線は、急坂で下っていきます。
ここは神奈川県座間市緑ヶ丘6丁目。
スポーツアリーナ座間の脇を降り切った先で、県道51号線は直進と左斜めの2本に分岐します。
直進方向が支線、左斜め方向がこの後進む本線です。
立体構造を交えた、近代的な(?)交差点でした。
座間市消防本部前交差点の通過後、左側に走る小田急線と併走しました。
ロマンスカーが走っているのも見えて、なかなかに楽しい時間でした。
小田急線と少し距離ができたところで、正面に星の谷歩道橋が表れ、その向こうには、眼下に広がる街並み、というような感じのとても良い景色が見えました。
星の谷歩道橋の写真を拡大してみると、奥に小さく写っている鈴鹿歩道橋です。
坂を下り切った位置にあります。
歩道橋×ヘキサ描画は、ここで4つ目です。
正面には橋でしょうか。道路が小高い丘のように見えています。
そしてヘキサは本日5本目です。
ここは、神奈川県座間市入谷1丁目。
小高い丘のように見えた道は、やはり橋になっていて、ここでは田んぼの中を疾走するJR相模線を越えていきます。
なお、橋の手前、座間警察前交差点から、県道46号線との重用区間になっているようです。
先ほど橋で越えたJR相模線と同じレベルまで下がってきて、そして本日6本目のヘキサとこんにちは、です。
道路の奥、正面には大きなオフィスビルらしきものが見えています。
あの辺り、どこかの駅前だろうか?と想像しながらあるいていきます。
ヘキサ第6号を過ぎてまもなく、座間市から海老名市に入りました。
今日はここまでに、町田市ー相模原市ー座間市ー海老名市とあるいてきています。
重用区間ならではの光景です。
ヘキサ「51」の上にヘキサ「46」というお腹いっぱいの光景です。
ここは、神奈川県海老名市下今泉。
国道246号線との交差点です。
国道246号線といえば、都心部から渋谷駅前を通り神奈川県を貫く大幹線道路です。
あるきろくでも何回か、横断したことはあると思うのですが…。
あるきろく20200126(甲州道中をあるく 8日目)で、半蔵門から内堀通りに入り、桜田門、日比谷と抜けていきましたが、半蔵門と桜田門の間、三宅坂がこの国道246号線の起点ですね。
あるきろく20200308(都道をあるく 第2回)では、東京都道・神奈川県道3号線をあるきましたが、三軒茶屋でこの国道246号線から分岐してのスタートでした。
あるきろく20200823(都道をあるく 第8回)では、東京都道・神奈川県道9号線をあるきましたが、川崎市溝口でこの国道246号線と交差しました。
あるきろき20200923(都道をあるく 第10回)では、都道11号線をあるきましたが、二子玉川でこの国道246号線と交差しました。
ということで、今回で5回目の国道246号線との出会いでございました。
国道246号線を越えてすぐ、歩道橋がありました。
ヘキサは先ほどもあったように、「46」「51」のお団子だったのですが、この歩道橋の側面描画は、「51」onlyです。
これって、何かしらのルールに基づいて表示の仕方を決めているのでしょうか?
先ほどの歩道橋が、なおさら不思議?
ここは、神奈川県海老名市上郷。
地図から見てみましょう。
東西に走る県道40号線に、あるいてきた県道51号線&県道46号線が北東の角度から合流します。
その結果、ここは3線の重用区間になっています。
ヘキサも見事なだんご3兄弟でした。
ただでさえだんご3兄弟の状態であるこの路線ですが、標識に「43」とまた新しい数字が加わりました。
もちろん「51」は右に逃げていくので、複数路線の重用が続くわけではありませんが、それにしても密な状態です。
ということで、この交差点を右折します。
相模大橋へのアプローチで、緩やかに坂を上るその途中で、高架道路をくぐります。
この道路は国道468号線、これまでにも何度か出てきましたが、首都圏中央連絡自動車道、つまり圏央道です。
相模大橋で相模川を渡りますが、同時に海老名市と厚木市の市境でもあります。
今日の行程もまもなく終了の予感が漂ってきます。
電車が来るのを待って写真撮影です。
今日の相模川の流れは穏やかなようで、川の中程まで入り釣りに興じている方がちらほら見えました。
近未来的な街灯ですが、すでに設置から25年も経っているようです。
ここは県道40号線と県道51号線の重用区間ですが、記載されているのは、番号が後の都道51号町田厚木線でした。今回のあるきろくには、こちらの方が好都合なのですが。
矢印標識が3つありました。
「40」と「51」はここが起点(終点)であることが分かります。
そして相模大橋東交差点から南下していく「43」も、ここを通る路線であることが分かりました。
ということで、本日のあるきろくはここまで。
時間:2時間37分
歩数:およそ17,000歩
距離:およそ15km
でした。
さて次回は、神奈川県道・東京都道52号相模原町田線をあるきます。
久し振りに「外から内への」あるきろくとなります。
それにしても、今年の6月は暑い日が続きます…。