あるきろく20220320
前回から2ヶ月経ちました。
そして、すっかり春めいてきました。
でも、明け方はまだまだ冷え込む中でのあるきろくです。
電車に乗ること1時間40分かけて、奥多摩駅に到着です。
4両編成の車両から降りてくる人はみな、登山の恰好です。
軽装なのは、自分ともう一人だけ。
その方は、駅を降りると奥多摩湖の方へジョギングで去っていきました。
奥多摩駅を降り、都道45号奥多摩青梅線の起点となるポイントまで、およそ2kmあるきます。
青梅街道である国道411号を川向うに望みながら、おじさんは都道184号奥多摩あきる野線をあるきます。
ちなみに、手袋を持ってこなかったのですが、寒くて寒くて大変でした。
起点ポストはありませんが、地図を見る限り、ここが起点と思われます。
平成27年に開通した多摩川南岸道路城山工区ですが、地図上の道路には「45」が記載されています。
また、奥多摩駅方面からここに至るまでの街路灯は「管理番号184」となっており、やはり、ここを起点とみるのが良いようです。
のっけから、長大トンネルです。
1,908mです。
25分くらいトンネル内をあるくのは、退屈だろうなぁ…と思いつつ、突入します。
トンネル突入後、10分経過しました。
ここまでの感想です。
新しいトンネルということもあり、照明も明るく、怖さはありません。
救急車が1台通り抜けていきました。
耳を塞がずにはいられないほど、の音の大きさ・響き方でした。
また、音が大きいのには閉口ですが、面白かったのは、旧車マニアさんたちがたくさん奥多摩方面へ向かっていたこと。
昭和40年代、50年代であろう車たちが、20~30台くらい通り過ぎていきました。
エンジン音はうるさいのですが、見た目で楽しませていただきました。
城山トンネルは、微妙に湾曲したトンネルで、常に壁を目にしながらあるいていたのですが、ここでやっと先が見えた、というか、出口が見えてきました。
21分でトンネルを脱出できました。
常に緩い下り坂であったことも、この時間で脱出できた要因であると思います。
さて、トンネルを出るや否や将門大橋が眼前にあらわれ、多摩川を渡ります。
将門大橋を渡ると、この標識が立っていました。
奥多摩ってもっと標高があるのかと思っていました。
ここは、高尾山より300m低い位置なんだ…。
将門大橋を渡ってから先は、まだ多摩川南岸道路の未着工区間であり、一旦多摩川北岸側の国道411号線に合流し、東に進むことになります。
頭上の標識に、この先の丁字路にて、国道411号線から都道45号線が分岐することが示されています。
古里駅前交差点に到着です。
信号待ちをしていたら、古里駅で下車し、御岳山に向かうと思しき老夫婦から「御岳山の登山道は…」と尋ねられました。
リュックサックを背負っていたら、仲間だと思いますよね。
でもごめんなさい、山登りには興味はないんです。
ただ、道をあるくのが好きなだけなのです。
さて、この分岐点に、何とまぁ起点ポストです。
多摩川南岸道路が部分的にでも完成し、そこが都道45号線となる以前は、まさしくここが起点だったということですね。
やっといつものあるきろくらしくなってきました。
1.1kmポストです。
ここまで、距離ポストはなかった(気付かなかった)ですが、やっとお目見えの距離ポストは、一段高いところにありました。
将門大橋と同じ標識です。
海から74.1kmということで、将門大橋から3.8km下ってきました。
標高は260mということで、こちらは30m下ってきました。
また、頭上の標識の通り、橋の向こうには常に国道411号線が並行しています。
今回あるくは自治体は2つ。
奥多摩町と青梅市のみです。
ここで早くも青梅市に入ることになります。
地図の通り、曲がってからもまだ先ではありますが、御岳山ケーブルカー乗り場へ誘う道となります。そして、ここにおいて、御嶽神社と名称が飾られ、鳥居が立っているのです。鳥居を正面から撮影するのを忘れてしまいましたが…。
頭上の標識通りですが、まず延長25mの払沢トンネルがあり、そのすぐ隣に延長89mの御岳トンネルがあります。
2つでひとつのような、そんなトンネルでした。
この辺りまで来ると、道の両側には絶えず建物があるようになり、山間からは抜けたような感じです。
この吉川英治記念館の背後もそうですし、この後吉野梅郷(梅の公園)あたりは、緑の木々だけでなく、明るい色合いの木々が多く目につきました。近くまで寄って、花そのものを愛でなかったのが少し心残りではあります。
ここで再び国道411号線と合流します。
今回はどちらかというと、国道411号線の方から近付いてきて、一緒にしてあげた感じです。
都道31号青梅あきる野線をあるいた、あるきろく20210718で6:00に通った交差点です。
3枚目の写真は、その時と同じアングルで撮ってみたのですが…。
そういえばヘキサ標識に出会っていません。
先におにぎりと出会いました。
特に標識はないのですが、地図を見る限り、ここで国道411号線から分かれ、北上することになります。
まるで市道かのごとき標識で「下奥多摩橋通り」との記載です。
残りの距離もわずかです。
下奥多摩橋で多摩川を渡ります。
奥多摩町内でみた多摩川に比べると荒々しさは薄れてきましたね。
頭上の標識に、「青梅街道」都道5号新宿青梅線の表示があります。
この交差点は、ほぼほぼ2年前の、あるきろく20200321で通っていますね。
この交差点は記録として残していませんでしたが、前後の時間関係から推測すると12:15頃に通過しています。
最初のうちは、手は凍え、まだ冬の装いが必要であった今回のあるきろくですが、ここまで来るとうっすらと汗ばむような陽気、まさしく春を迎えた感じです。
今回は始まりもそうでしたが、終わりもまた距離ポストなど、都道45号に関する表示はなく、少し不安な気持ちを抱きつつの終了です。
なお、この撮影をしている背後には大きなコインランドリーがあり、なんとも言えないよい香りが漂っているのでした。
ということで、本日のあるきろくはここまで。
奥多摩駅からあるいては来ましたが、あくまでも起点をまこご橋であるとして、
時間:3時間26分
歩数:およそ22,600歩
距離:およそ20km
でした。
さて次回は、都道46号八王子あきる野線をあるきます。
高尾駅前からサマーランドの方へ向かう路線ですね。
3月中にあるけるといいな…。