あるきろく20200321
2020年3月21日 あるきろく 都道をあるく(第4回)
3月は3週続けてのあるきろく。
第四日目は、都道5号線をあるきます。
今日のスタートは、先週通った、田無町一丁目交差点。
都道5号線は、新宿三丁目を起点としますが、この交差点までは都道4号線との重複区間です。
ということで、都道4号線と分岐するこの交差点から歩くことにします。
2枚目の写真で、右手が都道4号線(所沢街道)、左手が都道5号線(青梅街道)です。
道路の真ん中に出て撮影した理由。
ここからしばらく、都道5号線は一直線に西に進むので、それを撮りたかったのです。
ちなみに撮影したのは、地図ではヘキサ「5」マークがある辺りです。
西東京市から小平市に突入しました。
今日は、いくつの自治体を通ることになるでしょうか。
西武新宿線は高架区間が少なく、青梅街道とも踏切での交差となります。
一旦通り過ぎた後、戻ってまじまじと標識を見つめてしまいました。
自転車&歩行者専用の道もあるんですね。
都道同士の交差点ですが、いつもの街道標識がありません。
そこそこ大きな交差点なのですが。
ここまでにもいくつか道路に埋まっていたものです。
「主」は主要地方道、「5-1」は都道5号線の本線、「5.5」は田無町一丁目からの距離、を表しているものと思われます。
西武多摩湖線を踏切で渡ります。
すぐ目の前に、そのままの名前「青梅街道駅」があります。
都道4号線と都道5号線をつなぐ道路でもある府中街道と交差します。
府中街道はこの2つの交差点でクランクしながら南北方向に走りますが、所沢方面は都道16号線、府中方面は都道17号線と、この交差点で切り替わります。
府中街道を越えてすぐ、西武国分寺線の踏切を渡ります。
本日、早くも3つ目の踏切です。
ここまで一直線(厳密にはそうではなかったのかもしれませんが…)だった青梅街道ですが、視覚的にも明らかな曲線がここで現れました。
西武拝島線は高架で頭上を越えていきます。
高架をくぐり、本日3つ目の自治体となる東大和市に突入します。
都道5号線(青梅街道)は、ここで西向きから北向きに方角を変えます。
都道5号線同士が十字に交わる不思議な交差点です。
いま進んでいるのは、南北に走る「青梅街道」。
交差するのは、東西に走る「新青梅街道」。
バイパスの性格を持つ新青梅街道と、歩みを進める青梅街道の位置関係を表しています。
先ほどの奈良橋庚申塚交差点から、この先合流する瑞穂松原交差点までは、青梅街道はだいぶ膨らみながら西へ向かいます。
本日4つ目の自治体に突入します。
東京都内で、唯一「て◯ど◯」が敷かれていない市です。
少し手前で、西から南へと向きを変えた都道5号線は、この交差点で再び西向きに方向を変えます。
そのまんまの名前の交差点名です。
本日5つ目の自治体、瑞穂町です。
数少なくなった、町制のままの自治体です。
南部は米軍横田基地が占めています。
時計台とともに信号の上に見える表示に、ものすごく大きな興味が湧きました。
時計台の脇には、青梅街道と日光街道の昔の姿について触れた解説板がありました。
本日4つ目の踏切です。
奥に小さく見えるのが箱根ヶ崎駅です。
ここで新青梅街道と合流します。
本線はあくまでも青梅街道なのですが、道路形状を見る限り、新青梅街道に「青梅街道が合流する」ような感じです。
「東京環状」国道16号線との交差点です。
国道16号線がアンダーパスするのですが、地上に現れる道路には数多くの大型トラックなどが見えました。
双方の道路が広いこともあり、また周囲の建物の背丈も低いことから、空の見え方がこれまでと比べてとても雄大です。
青梅まで7kmの表示がありました。
あと2時間弱かな、できれば1時間半くらいで歩きたいな、なんて思いながら先へ進みます。
本日の目的地となる青梅市に突入します。
本日6つ目の自治体です。
遠くからも目を引く、茅葺の立派な建物です。
見学できるようですが、本日は写真だけを撮り、先を急ぎます。
都道5号線はこのY字路を左に向かい、この後急坂を下ります。
多摩川はもう少し先のようですが、おそらくは河岸段丘としてできた地形と思います。
先程の交差点から車道は坂を下り、JR青梅線をアンダーパスします。
今日は多くの路線と交差しました。
引き続き、坂道は下っていきます。
都道31号線「秋川街道」と交差します。
秋川街道は、写真右手から急坂を下ってこの交差点に辿り着き、さらに多摩川を渡って武蔵五日市へと抜けていきます。
実はすでに、あるきろく20190505でこの道はあるいています。
ただし、あるきろく初期であり、ただ黙々とあるくだけで、写真が全くと言っていいほどに残っていません(東飯能駅、青梅駅、武蔵五日市駅しか写真がない…)。
頭上の標識を確認します。
目の前の丁字路は、左に行っても、右に行っても国道411号線です。
そうです、この先の交差点が都道5号線の終点です。
都道5号線はここで終わりますが、青梅街道は国道411号線となって、奥多摩方面に向かいます。
さらには奥多摩を抜け、山間を抜け、甲府市酒折の山崎三叉路で甲州街道と合流します。
山崎三叉路は、あるきろく20190805で通っています。
植栽の中に、距離ポストを見つけました。
この円柱タイプは、新青梅街道と合流してから目にするようになりました(青梅街道では、地面に張り付けたような形でした)。
根元には「主5」の記載、距離は27.8km、そして「終点」であることを明示しています。
この距離は、北原交差点からの新青梅街道としての都道5号線のものと思われます。
ということで、本日のあるきろくはここまで。
時間は5時間45分、歩数は41,500歩、距離は31.1kmでした。
スマートウォッチによる計測からも、やはり距離ポストの数値は新青梅街道のもの、と考えられます。
ちなみになんですが、今回はヘキサ標識は一つも出現せず、でした。残念…。